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皆さんこんにちは!
有限会社八木秀組、更新担当の中西です。
第3回足場工事雑学講座
テーマ:足場の組立・解体手順と安全ポイント
前回は足場の種類と特徴をご紹介しました。今回は、実際の組立から解体までの基本手順と、現場で必ず押さえておきたい安全ポイントを解説します!
目次
設置場所の地盤状態をチェックし、水平・平坦を確認。
地中埋設物や障害物がないかを事前に調査します。
部材(単管、枠組部材、クサビ、足場板など)の損傷や変形がないか確認。
ハンマー、スパナ、レベル(水平器)、安全帯など、必要工具を準備します。
ベースプレートを水平に設置し、支柱を垂直に立てる。
水平器で垂直を確認しながら、クランプで固定します。
横架材を所定の高さに取り付け、水平方向の安定を確保。
筋交い(斜め材)を設置し、枠全体の剛性を高めます。
足場板は支柱間にしっかりはめ込み、隙間やたわみがないように設置。
滑り止め加工のある板を使用すると、より安全性が向上します。
作業床の外周に手すり・中桟を設置し、高所作業時の転落を防止。
手すり高さは床面から約900mm以上を基準とします。
手すり・中桟を上から順に取り外す。
足場板を一枚ずつ慎重に撤去し、作業床を平坦に保ちます。
筋交いを外し、横架材を順に取り外していきます。
部材は落下しないよう、手元で確実に保持しながら作業。
最後に支柱をベースプレートごと抜き取り、部材を整頓して搬出します。
足元の確保:組立中は足元に工具や部材を散乱させず、つまずき防止。
高所作業時の安全帯:必ず命綱を取り付け、フルハーネスを着用。
気象状況の確認:強風・雨天時は作業を中断し、部材の飛散や滑落を防止。
コミュニケーション:組立・解体はチーム作業。掛け声や合図を統一し、安全確認を徹底。
準備・点検で安全の土台を作る
組立は支柱→水平材→足場板→手すりの順で確実に
解体は逆手順で、安全を最優先に
現場ルールを守り、チームで声を掛け合う
足場は建設現場の「足元」を支える重要な設備です。安全手順を守りながら、効率的に組立・解体を行いましょう!
次回の第4回は「足場の定期点検とメンテナンス方法」をお届けします。ぜひお楽しみに!
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